返済できない/苦しくなった借主の特徴

2023年8月25日

個人間融資は、金融機関の審査を通さずに個人同士でお金を貸し借りする手段です。このような融資は柔軟性が高く、急な資金需要を満たす際に有用な方法となっています。しかし、返済が苦しくなるケースも存在します。本記事では、個人間融資において返済不能となる可能性が高い人の特徴、返済が苦しくなったとき借主に表れる特徴について探ってみましょう。

見た目から分かる滞納しそうな借主の特徴

1.肥満体型の女性
女性の場合は低所得ほど肥満が多く返済が滞る可能性が高くなります。一方、男性の場合は所得と肥満に相関が低くなります。肥満は病気になるリスクを高め滞納のリスクを高めます。

2.靴や服装の乱れ
対面のとき借主の服装が乱れていた場合は不真面目な性格の表れである場合があります。または借主を軽視している可能性もあります。第一印象で違和感を覚えた場合は融資しないことをおすすめします。

言動から分かる返済が苦しくなった借主の特徴

借主に次のような特徴が表れた場合、予定通り返済される可能性はかなり低くなります。以下の前兆が表れた場合、音信不通となる可能性もあります。

1.警察・弁護士のワードを口にする
借主が警察や弁護士などのワードを使い始めたら要注意です。これには「あなたの取り立てが厳しいので警察と相談する」などの直接的な表現とは限らない点に注意してください。例えば「事故の処理で警察に行ってくる」などと伝えてくることを含みます。借主は近くに警察や弁護士がいると匂わせることで次のような効果を狙っています。

a.心理的な圧力の手段: 借り手が警察や弁護士の話をする場合、一部のケースでは心理的な圧力をかけるために利用されることがあります。借り手は、貸し手に対して返済を催促することなく、相手に恐れ心を抱かせることを狙っている場合もあります。

b.借金の返済を先送りする意図: 警察や弁護士の話をすることで、借り手は借金の返済を先送りし最終的に返済しない意図があるかもしれません。心理的な威圧を行うことで時間を稼ぐことができると考えるからです。

2.追加融資を希望する
追加融資を希望してきた場合は要注意です。借主は「あと〇万円貸して来たら〇月〇日までに返済できる」などと主張しますが予定通り返済されることはありません。損失拡大に終わる可能性が高く、少額であっても追加融資を断ることをおすすめします。

3.領収書などの証拠を出さない
a.詐欺の可能性: 領収書や証拠を提供しない借り手の場合、その真意や返済の意欲が不明確です。貸し手が借り手の信頼性を確認することが難しく、借り手が真剣に借金を返済するつもりがない場合、詐欺行為に発展する可能性があると言えます。

b.返済能力が不透明: 証拠を提供しない借り手の収入や資産状況などの返済能力を評価することが困難です。経済的な安定性を把握することが難しいため、借り手の返済能力を正確に判断できないリスクがあります。

4.一度でも返済を先延ばしにする
個人融資において、一度でも返済を滞納した借主はその後に何度も滞納する傾向があるというケースが見受けられます。一度の滞納がその後の返済に与える影響は大きく、滞納が常態化するリスクが高まることが考えられます。
原因として借主の病気や収入減少、家族の事故など一時的な支出の増大、詐欺などの可能性が可能性が考えられます。

5.連絡が取れなくなる
返済もなく連絡が取れない場合は詐欺の可能性がかなり高くなります。さらに郵便が届かない(知らぬ間に引っ越しされていた)場合は間違いありません。

自宅環境から分かる返済が苦しくなった借主の特徴

1.郵便受けに請求書などがたまっている
a.経済的な困難を反映する指標: 郵便受けに請求書がたまる場合、それは借り手が支払いに困難を抱えている可能性を示す指標となります。借り手の収入が不安定化している、支出が増加している、または他の債務に追われているなどの経済的な問題が原因で、請求書の整理が行き届かなくなることが考えられます。

b.返済計画の混乱と滞納の危険性: 請求書の積み重ねは、返済計画の混乱や債務の管理の困難さを意味します。借り手が返済計画を見直す必要があると気づかず、支払いの遅れや滞納が発生するリスクが高まります。

2.家が散らかっている
家が散らかっている場合、それは借り手の経済的な問題や困難を反映している可能性があります。借り手が収入の減少や急な支出増加などの経済的な問題に直面し、家の整理整頓にまで手が回らなくなることが考えられます。

紹介した特徴は100%ではないものの目安にはなるはず
きちんと返済してくれる相手を選ぼう

貸主